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新井 陽介*; 黒田 健太*; 野本 拓也*; Tin, Z. H.*; 櫻木 俊輔*; Bareille, C.*; 明比 俊太朗*; 黒川 輝風*; 木下 雄斗*; Zhang, W.-L.*; et al.
Nature Materials, 21(4), p.410 - 415, 2022/04
被引用回数:7 パーセンタイル:77.62(Chemistry, Physical)Low-energy electronic structures of CeSb which shows multiple phase transitions known as devil's staircase were examined by combination of laser angle-resolved photoemission, Raman and neutron scattering spectroscopies. A new type of electron-boson coupling between the mobile electrons and quadrupole CEF-excitations of the 4f orbitals was found. The coupling is exceedingly strong and exhibits anomalous step-like enhancement during the devil's staircase transition, unveiling a new type of quasiparticle, named multipole polaron.
中村 詔司; 北谷 文人; 木村 敦; 上原 章寛*; 藤井 俊行*
Journal of Nuclear Science and Technology, 56(6), p.493 - 502, 2019/06
被引用回数:5 パーセンタイル:48.99(Nuclear Science & Technology)放射化法によりNp(n,)Np反応の熱中性子捕獲断面積()及び共鳴積分(I)を測定した。Npの0.489eVにある第一共鳴に注意を払い、カドミウム差法において、ガドリニウムフィルタを用いて、カットオフエネルギーを0.133eVに設定してを測定した。ネプツニウム237試料を、京都大学複合原子力科学研究所の研究炉にて照射した。照射位置における熱中性子束、及び熱外ウェストコット因子を決定するために、金合金線モニタ、及びコバルト合金線モニタも一緒に照射した。照射したネプツニウム237試料及びモニタ試料の生成放射能を、ガンマ線分光により測定した。ウェストコットの理論に基づき、とIを、それぞれと186.96.2 barn、及び100990 barnと導出した。
星 勝也; 西野 翔; 吉田 忠義; 辻村 憲雄
JPS Conference Proceedings (Internet), 24, p.011020_1 - 011020_6, 2019/01
核物質査察用装置に内蔵されていたAmLi線源を校正用線源として利用することを検討した。中性子放出率を決定するために可搬型ロングカウンタを用いてフルエンスの角度分布を取得した。中性子放出率は1.0010n/s (4.1% (=2)) (2015年10月23日時点)と決定された。また、ボナー球スペクトロメータを用いたエネルギースペクトル測定によって、線源から1.0mの周辺線量当量率は、7.5Sv/hと決定された。
西谷 健夫; 長壁 正樹*; 篠原 孝司; 石川 正男
プラズマ・核融合学会誌, 80(10), p.860 - 869, 2004/10
DTまたはDD燃焼を行うプラズマにおける高速イオン挙動の研究手段として中性子計測は非常に有効である。これらの燃焼プラズマにおける中性子発生過程と中性子計測法を手短かに説する。さらに中性子計測を利用した高速イオン挙動の研究の例として、JT-60の中性粒子(NB)加熱プラズマにおける中性子発生量測定を用いた中性子発生過程解析,短パルスNB入射後の中性子発生量応答を利用した高速粒子閉じ込め研究,トリトン燃焼による3MeVトリトンの閉じ込め研究,アルフベン固有モード時の高速イオン吐き出し効果研究及び粒子ノックオン高エネルギーテイル測定による粒子密度測定について紹介する。
茨木 正信*; 馬場 護*; 松山 成男*; 千葉 敏; 戸ヶ崎 康*; 柴田 恵一; 岩本 修; A.J.Koning*; G.M.Hale*; M.B.Chadwick*
JAERI-Research 98-032, 28 Pages, 1998/06
入射中性子エネルギー11.5,14.1及び18.0MeVにおけるLiからの中性子放出反応の二重微分断面積を測定した。このデータ及び他の測定により得られたデータを基に、Liの中性子全断面積と弾性散乱の角度分布を5MeVから数10MeVにわたるエネルギー領域で再現できる光学ポテンシャルを構築した。このポテンシャルは、DWBA理論による計算を通して、第一励起準位(励起エネルギー2.186MeV)への非弾性散乱の角度分布をも良く再現できることが分かった。次に、連続状態への遷移に伴う中性子スペクトルの解析を、終状態における相互作用模型をDWBA形式に拡張したモデルを用いて、中性子、重陽子と粒子への3体崩壊において、重陽子と粒子の相互作用が支配的であるという仮定の基に行った。この仮定及び模型は、Q-値範囲で-9MeVまでの低励起状態に対応する遷移の中性子スペクトル及び角度分布を良く記述できることが判明した。一方、入射中性子とLi内の粒子の準弾性散乱に対応するQ-値領域では計算値とデータの一致は良好ではなく、準弾性散乱の寄与ができない可能性が示唆された。
西谷 健夫; 海老沢 克之*; C.Walker*; 北 好夫*; 河西 敏; L.C.Johnson*
Proc. of Int. Workshop on Diagnostics for Experimental Fusion Reactors, p.491 - 500, 1998/00
従来のトカマクでは、真空容器外に置いた中性子モニターによって、全中性子発生量を測定しているが、ITERでは、ブランケットと真空容器の遮蔽効果のため、その方式では十分な精度で測定することはできない。そこで真空容器内に小型の核分裂計数管(マイクロフィッションチェンバー)を使用した、中性子モニターの設計を行った。中性子検出器を真空容器内に設置した場合、プラズマとその距離が近いので、プラズマの位置変動により、全中性子発生量に測定誤差が生じる恐れがある。そこで数本のマイクロフィッションチェンバーをプラズマをとり囲むように配置することによって位置変動によらず全中性子発生量を高精度で測定できることをモンテカルロ計算により示した。
佐藤 文信*; 大山 幸夫; 飯田 敏行*
JAERI-Research 97-042, 87 Pages, 1997/06
熱核融合炉のプラズマ診断計測システムで問題となる窓の放射線照射による発光雑音を評価するために、14MeV中性子発生装置を利用して、中性子照射中の窓材料からの発光を光ファイバとフォトンカウンティング装置によって測定する実験システムを製作し、サファイア、高純度石英ガラス、石英単結晶からの発光スペクトルと強度を測定した。全ての試料において、発光強度は10~10n/cm/s領域の中性子強度にほぼ比例していた。14MeV中性子照射実験でのサファイアの発光効率は、Fセンター発光が2200700photons/MeVであり、Fセンターによる発光は、Fセンターに比べて2桁近く小さい強度であった。高純度石英ガラスでは、450nm付近に酸素空孔での励起子による発光が観測され、可視域での14MeV中性子誘起による発光効率は53photons/MeVで、線による発光効率13550photons/MeVに比べて3~4%の値であった。また、石英単結晶では、さらに650nm付近の発光が観測され、その発光効率は、144photons/MeVであった。
閨谷 譲; 福田 武司; 西谷 健夫; 芳野 隆治; 川俣 陽一; 坂田 信也; 齋藤 直之; 木村 豊秋
Fusion Engineering and Design, 36(2-3), p.429 - 433, 1997/05
被引用回数:12 パーセンタイル:67.93(Nuclear Science & Technology)新しいタイプの制御方式として、JT-60Uにおいて、中性子発生率のフィードバック制御を実施した。中性粒子入射ビームのビーム数を制御することにより、フィードバック制御が終了するまで約5秒間、中性子発生率を一定に保つことに成功した。また、同時にプラズマの蓄積エネルギーも一定に保たれている。これは、プラズマの配位が一定の時は、中性子発生率と蓄積エネルギーに相関が見られることに由来する。今回開発した手法は、定常高性能の維持や核融合炉の反応率の制御に対して有効なものである。
W.S.Charlton*; T.A.Parish*; S.Raman*; 篠原 伸夫; 安藤 真樹
PHYSOR 96: Int. Conf. on the Physics of Reactors, 3, p.F11 - F20, 1996/00
これまで、原研ORNLアクチノイド研究契約に基づきマイナーアクチノイドの即発中性子放出率及び遅発中性子放出率などが測定されてきた。本研究の目的は、マイナーアクチノイドの高速中性子核分裂による遅発中性子放出率を測定することである。実験は、テキサスA&M大学研究炉(トリガ燃料プール型熱中性子炉)において行われた。炉内にBCで周囲を囲んだ高速中性子場を設けアクチノイド試料を中性子照射した。遅発中性子放出率を測定する核種は、U-235,Np-237,Am-241,Am-243である。これらアクチノイド試料は、厚さ1mm、外径5mm、重量10mgである。照射後試料から放出される遅発中性子を計数し、各群毎の遅発中性子放出率及び半減期を測定した。U-235、Np-237試料の遅発中性子収率はこれまでの測定データと良い一致を示した。
山極 満
Physics of Plasmas, 1(1), p.205 - 207, 1994/01
被引用回数:4 パーセンタイル:27(Physics, Fluids & Plasmas)イオンサイクロトロン周波数帯基本波加熱をともなうD(He)プラズマにおいて高周波誘起径方向拡散がトリトン燃焼にもたらす効果について解析を行う。トリトン速度分布関数は径方向拡散項を含むフォッカープランク方程式より決定される。高周波パワーがプラズマ中心に極度に局在化する場合には、トリトンは第2高調波共鳴による高周波誘起拡散のために中心から追いやられ、D-T反応による14MeV中性子放射プロファイルが極端に平坦化される可能性がある。このことは中性子計測のみを通してイオンの高周波誘起径方向拡散が実証されるかもしれないことを意味する。
西谷 健夫; 石田 真一; 菊池 満; 安積 正史; 山極 満; 藤田 隆明; 鎌田 裕; 河野 康則; 小出 芳彦; 波多江 仰紀; et al.
Nuclear Fusion, 34(8), p.1069 - 1079, 1994/00
被引用回数:29 パーセンタイル:69.04(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60Uの高ポロイダルベータ実験で得た、世界最高の核融合三重積およびDD中性子発生率を、定常および非定常解析コードによって解析した。その結果、等価核融合増倍率Qは0.61で、発生中性子の約半分は熱核融合反応によることがわかった。また、Q/Q比は133~155で、TFTRのスーパーショットにより小さな値となった。これは主に高いイオン温度(~38keV)のためである。さらに、この放電において、プラズマ電流の50%(1MA)がブートストラップ電流に困っており、高いブートストラップ電流比と高い核融合反応率が両立することを示した。
山極 満
Plasma Physics and Controlled Fusion, 34(9), p.1503 - 1513, 1992/00
被引用回数:6 パーセンタイル:23.4(Physics, Fluids & Plasmas)高速イオンの空間拡散および直接損失が燃焼率におよぼす影響について、それらの効果を含むフォッカープランク方程式を解いて調べる。三重水素の燃焼率については空間拡散を導入して得られるのとほぼ同じ時間発展が損失時間を適当に調整することによって再現される。しかしながら空間拡散を伴う場合の14MeV中性子放射プロファイルは直接損失の場合よりもブロードとなる。Heの燃焼率に関しては両者の場合の差は比較的大きなものとなる。拡散的な損失がHe燃焼に対しても重要となる。三重水素燃焼率に対する荷電交換損失効果についても検討がなされる。全く損失を仮定しない場合の半分の燃焼率の減少がビーム入射プラズマにおいて妥当な中性粒子密度値に対して生じ得ることが見い出された。
高橋 亮人*; 杉本 久司*; 後藤 昌美*; 山中 健*; 金沢 治仁*; 前川 藤夫*
JAERI-M 90-220, 40 Pages, 1990/12
核融合炉研究開発に必要な中性子生成の二重微分断面積の14.1MeVにおける精度良いデータをうるために、オクタビアンのTOFスペクトロメータを用いて、ここ3年間測定を行ってきた。この報告は、最終年度に行なったTi、Mo、Snの結果について述べる。DDXデータは、実験室系の15~16角度点について測定し、角度積分して中性子放出スペクトルが求められた。また、弾性散乱と分離非弾性散乱について角度微分断面積もえられた。TiとMoの結果は、JENDL-3のデータと比較され、7~13MeVの領域で不一致があることがわかった。Snの結果は、ENDL-75のデータと比較された。
福谷 博仁*; 山田 章夫*; 八木 一寿*; 大江 聡*; 東山 和幸*; 加藤 博雄*; 岩田 忠夫
Journal of the Physical Society of Japan, 59(9), p.3089 - 3092, 1990/09
被引用回数:4 パーセンタイル:51.69(Physics, Multidisciplinary)中性子を照射した黒鉛について、光反射率及び光電子放出(紫外光電子分光UPS、角度分解光電子分光ARUPS、X線光電子分光XPS)の測定を行なった。反射率の測定は光エネルギー範囲0.5~30eVに対して行なった。5eVのところに見出される-バンド反射率ピークが照射により著しく減少した。照射により、3eV付近に小さな吸収帯が成長した。これを空格子点によるものと同定した。UPS測定により、-価電子バンドが照射により変形することを見出した。更に、ARUPS測定により、この-価電子バンドの変形を調べた。照射により、-バンドはフェルミ準位の方に全体として0.4eV移動し、そのバンド巾が-M線に沿って0.3eV減少した。これらの結果は、反射率のクラマースークローニッヒ解析から求めた状態密度からも確認された。また、XPSスペクトルには空格子点による成分が見出された。
高橋 亮人*; 佐々木 泰裕*; 杉本 久司*
JAERI-M 88-102, 48 Pages, 1988/06
大阪大学オクタビアン付設の8.3m中性子飛行時間分析装置を用いて、14.1MeVにおけるBi、B、Bの中性子放出二重微分断面積を測定した。二次中性子エネルギーの測定範囲は0.5から14MeVで、測定角度は15から160゜にわたり16点である。測定した二重微分断面積を角度積分して中性子放出スペクトルが求められた。えられた結果をJENDL-3T等の評価データと比較した。
関根 俊明; 馬場 宏
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 43, p.1107 - 1113, 1981/00
被引用回数:4 パーセンタイル:20.55(Chemistry, Inorganic & Nuclear)Dyの二重中性子捕獲によって形成されるDyの収率を放射化法によって決定し、その収率の照射時間依存性からDy核異性体対の原子炉中性子捕獲断面積を求めた。Westcottの熱外中性子インデックスr√T/Toの値から0.017という条件のもとで、準安定状態については2000600b,基底状態については3530330bという断面積値から得られた。この核異性体対の断面積の比を他の核種のデータと共に複合核形成モデルに基いて考察した。なお、Dyとその娘核Hoの崩壊に伴って放出される線の放出率を実験的に求め、収率の決定に用いた。
杉 暉夫; 西村 和明
JAERI-M 7253, 51 Pages, 1977/09
Fの高速中性子断面積の評価を、全断面積、(n,n)、(n,n')、(n,2n)、(n,)、(n,)、(n,d)、(n,t)、(n,n')、(n,n')、(n,n')、(n,n')、(n,)反応について行なった。評価断面積は原則として実験データにもとづいて定めたが、次の場合には理論上のモデルを用いて計算した。すなわち8.5MeV以上の全断面積には光学モデル、非弾性錯乱断面積にはHauser-Feshbachの公式、(n,d)および(n,t)反応断面積にはPearlsteinの経験式、9MeV以上の(n,)、(n,)反応断面積と、(n,n')、(n,n')、(n,n')、(n,n')反応断面積には、Pearlsteinの経験式と、これをとり入れた統計モデルの式が用いられた。弾性散乱断面積の評価値は、評価された全断面積からすべての評価部分断面積を差引いて求めた。得られた評価断面積は、実験データと共にグラフに示し、また数値表にまとまられている。
中島 雅; 東條 隆夫; 山口 博司; 近藤 眞
Journal of Nuclear Science and Technology, 12(8), p.491 - 501, 1975/08
被引用回数:0高速中性子源の中性子強度の測定に際し、定常または非定常な場合、従来から水(減速)・金(放射化)方法がある。本報ではこれをさらに拡張し、強度の時間変化の大きい非定常な高速中性子源にも使えるようにした。コックロフト・ワルトン型加速器のD(d、n)He中性子源をえらび、上記方法を適用して、中性子強度の測定を行なったときの結果が記載されている。本報では2つの中性子検出器を用い、一つは水槽内の定点で熱中性子束の時間変化を、他は源まわりの熱中性子束空間分布を測定し、これから中性子釣合式で強度を決定する。この際、強度の絶対値を確定するため、後者の検出器の較正を必要とする。その手段としてここに提案されたのは、在来のように別途定常中性子源で作った熱中性子場を利用せず、本実験実施中に水槽内の定点で金箔中に生成した誘導放射能を新しい生成方程式で求め、これから直接に検出器の較正を行なう方式である。
数又 幸生
Journal of the Physical Society of Japan, 35(5), P. 1560, 1973/05
LiF単結晶を、照射過度を変えて、中性子照射した結果を、Emission spectrumの測定から調べた。実験結果から(1)室温照射では、点欠陥が結晶内に一様に分散している。(2)低温照射では、Cluster defectが多く、点欠陥が少ないとの結論に達した。
星 勝也; 西野 翔; 吉田 忠義; 土子 泰弘*; 須藤 雄大*
no journal, ,
核燃料サイクル工学研究所において校正や試験に使用するCf-252中性子線源(999MBq)を更新した。旧線源は国家計量標準研究所においてマンガンバス法による放出率の校正を受けていたが、今回の更新では、ボナー球やロングカウンタを用いた測定によって自社施設において放出率を決定した。併せて、高線量率の線源を取り扱う際の安全管理の方法、並びに更新当日の作業について報告する。